武蔵境歯科ブライトクリニックの予防歯科

Before doingインプラントする前に!

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インプラントする前に!Before doing

インプラント治療しかないと言われたあなたに!

インプラントする前に!

インプラントが駄目になるには理由がある。
歯ブラシを強く使うとインプラントの寿命を縮めてしまう。
ベテラン歯科ドクターが教える、インプラント治療をする前に知っておきたいこと。

インプラントが駄目になる理由

インプラントが駄目になる理由ですが、インプラントの周囲が汚れすぎていたり、歯周病があってお口の中に悪性菌が常時いるのもよくないと思います。
もちろん、いろいろな原因があります。
だけど、長年歯科治療をし、患者さんの話を伺っていると、歯ブラシを強く使っている方に、断然インプラントを入れた周囲の骨に吸収(骨が少なくなってしまう)を起こしている患者様が多いことが分かってきました。
全員が全員、この理由だけではないと思いますが、歯ブラシに力を強く入れれば入れるほど、インプラント周囲の骨が大量に短時間で吸収してしまいます。

長崎の患者様にも炎症を起こしやすい人と、炎症を起こしにくい人がいらっしゃいます。
また、寝不足だったり、風邪を引いたり、体の他の部分に炎症などの異常がありますと、白血球、リンパ球等の消炎物質が足らなくなり、インプラント周囲炎が悪化することもあると思います。
食べ物のカス等で、汚れすぎている患者様では、歯肉の表面だけ赤くただれる歯肉炎を起こしていても、強く歯ブラシを使わないようにしていた患者様には、ほとんど骨の吸収は見られません。
強く歯ブラシを使っている人は、最初は炎症を起こしているように見えないし、自覚症状もありません。
レントゲン撮影をさせて頂くと、インプラントの周囲の骨が吸収を始めています。
骨の吸収が始まると、インプラント周囲炎が起きていると診断します。そういうふうにインプラント学会でも考えているようです。

インプラントの炎症について

長崎の患者様の多くは歯科医院に来院される前は、日頃、歯ブラシで強くブラッシングをされている方が多いです。
そうすると、インプラントの周囲の骨の吸収が、まず始まってしまいます。
インプラント周囲炎は見た目ではすぐに分からなくても、X線写真を撮らせてもらうとインプラントの周囲の骨が吸収している(骨が減っている)のが分かります。
ですから、インプラント治療をする前に歯ブラシの指導をさせて頂いています。

指導させて頂いた方でも万が一、インプラントの周囲の骨が吸収した場合は、もう一度指導して、歯ブラシをゴシゴシ強く使うのを止めて、やさしく歯ブラシを使って頂くようにさせて頂いています。
歯をゴシゴシと磨く癖がある方は長年の癖ですので、癖を直すのに非常に時間がかかります。
早い人で数ヶ月。一般的には2年くらいかかります。
インプラント周囲炎が起きても、やさしく歯ブラシを使っていただけるようになったら周囲炎は多かれ少なかれ残りますが、インプラントの周囲の骨の吸収が止まります。
骨の吸収が止まれば、インプラントを抜かなくてすみます。
インプラントを支えているのは、インプラントの周囲の骨だからです。
抜かなくてすめば、インプラントで食べ続けることができます。
せっかく入れたインプラントですから、歯ブラシを強く使うのは避けましょう。

インプラント周囲炎を治す手術がありますが、手術をしても、この歯ブラシで強く磨くことを止めないと、また周囲炎ができてしまう確率が非常に高いです。
インプラントの周辺に炎症が起きたらゴシゴシ力を入れて磨かないことが、患者様がご自分でできるなかで一番大切です。

インプラントと噛み合わせの注意点

噛むときに、横や斜めでかまないように、まっすぐに縦に噛めるように「インプラントと自分の歯」の噛み合わせを調整します。
それでも普段食事をしていて、上下の歯が異常にぶつかっている歯が問題を起こします。
歯に引っかかりがあると、インプラントの周囲の骨の吸収が始まるからです。
長崎のインプラントをした方には、メンテナンスとして一ヶ月に一回の「噛み合わせ調整」をできればお願いしています。
この「噛み合わせ調整」(メンテナンス)と半年に1回のレントゲン撮影をお願いしています。
レントゲン撮影の目的は、インプラントを支えてくれているインプラントの周囲の骨の状態確認のためです。

おわりに 患者様のためになる治療

・患者さんのためには、どうすればいいか。
・作った歯が、壊れないようにするにはどうしたらいいか。をずっと考えて治療してきました。

できるだけ作りなおさなくてすむようにするにはどうすればいいのか。
インプラント治療は、自由診療(自費)です。せっかく自由診療で作ったのだから、10年以上、できれば30年保つように工夫した治療が患者様のためになると思っています。
40年以上 歯科治療をしていますが、長崎の治療が長持ちする理由は、治療の段階で、歯の「悪い癖」をとって差し上げて、新しく「良い癖」を作っているからです。

長崎の治療は、できるだけ実感が伴う治療を心がけています。
「歯科医院に一回行けば、どこか良くなるな。」「行けば行くほど良くなるな。」といった実感を得られる治療です。
たとえば、「痛みがなくなった」「噛みやすくなった」などです。
歯の痛みや違和感以外では、「顔の形のバランスが取れてきた」「顔がスッキリ細めになった」や「肩こりが軽くなった」「頭痛がなくなった」などの”不定愁訴(ふていしゅうそ)が減った”と言っていただける事が多いです。

※不定愁訴(ふていしゅうそ)
全身いたる所にでてくる違和感。さまざまな不快な症状。医者が検査しても問題ないと診断される事もある。肩こり、頭痛などの、何となく体調が悪いという自覚症状もある。

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